【私感】ファストファッションの時代は終わりか?

ちょっと気になるニュースがありましたので、シェアと私感を書いていこうと思います。

それは、ファストファッションが日本で下火になりつつあるという話題。

皆さんご存知のユニクロは厳密にはファストファッションではなく、H&MやGAP、ZARAなどがファストファッションのブランドとしては有名ですね。

H&M

「ファストファッションの時代が終わる」というニュース

近年、日本国内のファッション業界を席巻し続けてきたファストファッションの勢いに陰りが見え始めているようだ。中国メディア・捜狐は23日、海外大手ファストファッションブランドの日本国内店舗の閉鎖が相次いだことを紹介し「ファストファッションは日本で下火になったのか」とする記事を掲載した。

記事は、このほどH&Mの系列ブランドMONKIが日本国内店舗を閉鎖し、日本から撤退することが明らかになったと紹介。また、米国最大ブランドGAPが手掛けるブランドOLD NAVYも日本国内にある53店舗を来年初めまでに閉店させることを発表していると伝えた。

そのうえで、ファストファッションブランドが相次いで日本市場から撤退する背景について、第2四半期のGDP成長率が予想を下回るなど、日本経済が苦境を脱していないことを挙げた。また、アベノミクスによって進んだ円安が輸出を促進した一方で、縫製工場のある中国や東南アジアでの加工コストを増大させ、ファストファッション最大の武器であるコストパフォーマンスが損なわれたこと、そして、主力購買層である日本の若者の消費意欲が高まらないことも理由として挙げている。

このほか、やはりアベノミクスによって地価が上昇し、一等地である東京・銀座をはじめとする店舗の賃料が上昇したことも経営を圧迫していると指摘。そして、日本の店舗閉鎖を決めたブランドが、今後は中国大陸や欧米市場に経営資源を集中させる意向を示していることを併せて紹介した。記事はその一方で、「問題は、日本と同じように経済成長が鈍化し、コストが上昇し、競争が激しくなっており、なおかつ不動産価格が猛烈に上昇している中国市場が、本当により良い場所なのかということだ」と疑問を投げかけている。

記事は、経済的な側面から外資ファストファッションブランドによる日本撤退の背景について紹介しているが、そこには日本の消費者が持つ消費志向の変化については言及されていない。生地や縫製のコストダウンを図ることで、最新の流行を取り入れた新作を次々と低価格で出し続けるというファストファッションの形態や、製品のクオリティに、一部の消費者が「胃もたれ」を起こし始めていることはないのだろうか。

サーチナより http://news.searchina.net/

【私感】景気の悪さが、消費者を「長く使える物」に向かわせている

僕は基本的にはこの記事に賛同です。

特に最新の流行をロープライスで続けざまに発表していくスタイルや、コストダウンしたクオリティは、ちょうど脂ぎったケミカルなファースフードのようで、これに胃もたれを起こし始めている人は多いと思います。

最近ではユニクロがフレンチリネンやメリノウールなど、自然素材に力をいれていることもあって、日本の消費者は服の素材や品質に関して少なくとも「表面的」には厳しくなっていると思います。

言わせてもらえばユニクロのフレンチリネンなんか、「値段にしては良い」というくらいで、特別驚くような質の良さじゃないです。またメリノウールはいわばウールの種類のようなもので、質が良いという保証ではありませんし、その品質は3rdクオリティといったところですよ。

でもそうは言っても、人工的な素材ばかりを用いるファストファッションよりも、そういった素材に力を入れたユニクロ等を皆が選んでいるのは、景気が低迷気味だからこそ長く使える質の良いものにだけお金を出したい、という意識があるように感じますね。

そう考えれば、どんどん使い捨てで新しいものを登場させるファストファッションは、そういった消費者とは別の道を進んでいるようです。

【私感】日本はファッションも二極化している

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ニュースではことあるごとに景気が低迷しているとか、そういうふうに書いていますが、それと同時に富裕層も増えていることを考えるべきだと思います。

例えばイタリアファッションはかなり流行っていますけど、この世界ではジャケット10万円はあたり前。靴に5〜6万円は最低の予算ですし、シャツが3万円します。多くの人が20万円といったものに手を出し、高いものでは40万円以上のものも売れています。

こういうジャンルのファッションが流行っているということは、それなりに富裕層がいるということです。これらのジャンルは数年前にはまだそれほど注目されていませんでしたから、最近になってこういう消費者の層が活発になっているんじゃないでしょうか。

今回のニュースを考えても、日本はファッションも二極化しつつあるのだと思います。

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